第70代理事長多賀谷　勇気

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本年度、一般社団法人飯塚青年会議所（以下、JCI飯塚）は創立70周年を迎えることができました。69年間という長きに渡り、嘉飯山地区（現在の飯塚市嘉麻市桂川町の2市1町）においてこの地域が明るい豊かな場所になる事を目指し活動を続けて来られた事、そしてこの70周年という時を迎えられた事に、これまで関わりを頂きました全ての方々に、メンバーを代表しまして心より御礼を申し上げます。
また、この記念すべき年度に45年ぶりに公益社団法人日本青年会議所（以下、日本JC）の会頭を輩出させて頂くという機会にも恵まれました。これは地域に特化したJCI飯塚のローカルな活動と、世界を見据えた日本JCのグローバルな活動を直結させることができる、最大の好機であると考えております。それと同時に、我々の同志である麻生会頭が、世界に先駆け活躍するステージで掴んだ情報や経験を、リアルタイムでこの地域に落とし込むことができる千載一遇の好機を得た年度であるともいえます。今年度も約半年が経ちましたが、私自身LOMの中だけでは普段できないような経験をさせていただいておりますし、会頭を輩出していることがもたらす様々なメリットをメンバーにも感じていただいております。
そして、今年度JCI飯塚のスローガンに、「感恩報謝」〜過去の恩を未来へ報いて感謝の輪を広げる〜を掲げております。私は、今まで、先輩や地域の方々から本当に多くの出会いや気付き、学びや挑戦ができる機会を与えていただいてきました。その恩の大きさは、その方々に直接報えることができるような大きさではありません。ここで、「報いる」という言葉に報せる(しらせる)という意味があるように、これまで大きな恩を頂いてきた私が、今度は私自身報いることのできるメンバーや地域の方々に、少なくとも頂いたもの以上の恩を繋いでいこうと。そうすることで、頂いてきた恩はより大きな力となり、何よりそれをまた違う誰かが繰り返していくことで、さらにその感謝の輪を大きくさせていくことに繋がるのではないかと考えました。これこそが、私が恩返しをしないといけない方々に対する最大の恩返しとして受け取って頂けると確信し、本年度のスローガンとして掲げさせていただきました。JCI 飯塚のメンバーにはこの感恩報謝の精神をしっかりと共有していただき、受けてきた恩の輪をどこまでも広げていけるよう共に活動してまいります。
最後に、これからも我々JCI飯塚は明るい豊かな社会の実現に向けて成長を重ねつつ邁進して参ることと、今後とも関係者の皆様との絆を大切にし活動を行っていくことをお約束申し上げ、ご挨拶の結びとさせていただきます。　

感恩報謝